どのご家庭も春休みに入ったことと思います🌸

新小学生や新中学生ともなると環境がガラリと変わってしまいますので、子どもたちがその環境の変化に戸惑ってしまうということはよくある話です。

親御さんとしては子どもたちには新しい環境の変化にも耐えられる力を付けて頑張ってほしいなと願う方が多いかもしれませんね😊

目次

みなさんこんにちは😄スージー先生です🙋

今回はブログのタイトルにもありますように、環境の変化に耐えられる子に育てるポイントについて書いていきます📝

環境の変化は大なり小なりあるもの

この4月から新小学生・新中学生・新高校生になるお子さんだけでなく、この時期はどのお子さんも多少の変化が起こる時期とも言えます。
クラス替えがあるとクラスメイトが変わり、それまで一緒のクラスになったことのない新しいお友達と出会うこともあるでしょう。担任の先生が変わるお子さんも多いかもしれません。
中には前年度の担任の先生がそのまま今年度も担任になってくれるということもありますが、そういうお子さん達も学年が上がると勉強面も難しくなっていきます。
授業数が増えたり、部活が始まったり、学年が上がるにつれて任されることも多くなるでしょう。

このように、環境の変化というのはどの学年にも起こり得るものであり、その変化は大なり小なりありますが、子どもによってもその変化の捉え方は違います。
環境の変化に対して敏感に捉えてしまうタイプのお子さんは、不安を感じやすいということはあるでしょう。
また、環境の変化に対して順応するまでに時間のかかるタイプのお子さんであれば、順応できるまでに「自分には合わないんだ」と途中で諦めてしまうこともあります😅
お子さんがどのタイプなのかという点を理解していると、親御さんとしても焦り過ぎる対応は避けられるかもしれませんね。

環境の変化に必要な力とは

環境の変化は誰にでも起こり得るものということは前述したとおりです。
それでは、環境の変化に耐える子に子どもを育てるためには、どういった力が必要になるのでしょうか。
新しい友達と仲良くなるためにはコミュニケーション能力、何か困った時に対応出来るようになるためには問題解決能力、その他にも学校という社会では自分の思い通りにならない時に我慢力、人と合わせるための協調性、勉強を継続的にやっていくためには継続力や持続力・・・・
と言い出せばキリがないかと思います😅

ここで私がお伝えしたい環境の変化に必要な力とは・・・

自分で考えて行動する力を指します。

子ども達がどんな環境に置かれても自分で考えて行動する力を持っていれば、すぐに解決できなかったとしても何かしらのアクションを起こし、周りに手出すけを求めることも出来るでしょう👍

もちろん、親としては自分の子どもには何があっても自分の力で対処してほしいと思うお気持ちも分かりますが、失敗を全くしないという状況は難しいのではないでしょうか。
失敗を経験しながら子ども達の中でやり方や考え方がブラッシュアップしていってくれれば、親も安心して見守ることが出来ますよね😊

そうやって失敗も含めていろんな経験を子どもたちがしていってくれれば、きっと次につながる手立てを見つけていけるのではないかと思います。

親よりも子どもがどうしたいかが大事

子どもにはどんな環境にも耐えられる子に育ってほしいと思うことは、親であれば自然なことであると思います。
そう思うがあまり、子どもに対して親がアドバイスをしたり指示や提案などをして親が誘導してしまうこともあるでしょう。
時には子どもが解決すべき問題を親が代わりに解決してあげるということもあるかもしれません。

しかし、親が子どもにこうなって欲しいというお気持ちは子どもに押し付けるのはやめておきたいところです。
親の考えや価値観を押し付けられた子どもは窮屈に感じることが多く、自分の心を守るために親に対して攻撃(反発)してくることや、だんまりを決め込む子も少なくありません。

私たち大人は子ども達よりも様々な経験をしているので、容易に「こうした方がよい」ということや避けた方がよい対応なども想像できます。
その為、子ども達にアドバイスや誘導するような声掛けが増えてしまいがちになりますが、基本的に子ども自身に経験させてみて、子どもがどうするのか・どう考えるのかという様子を見ていきたいですね😊

子どもが自分で考えて決断することは大事ですし、その結果をしっかり親として子どもに見せてあげることも肝要ではないかと考えます。

親ができる対応とは

親よりも子どもがどうしたいのかが大事であるとお伝えしましたが、子どもがそもそもどうしたいのか分からないと言っている場合も少なくありません。

そういった時は、子どもに考える時間を与えていくことも大事ですが、1人で考えても解決に至らないこともあります。
その場合、お母さんが子どもの話を聞いてあげて整理していく手伝いをしてあげることも大事なのではないかと考えます。
子どもの年齢やタイプによっては、自分の考えを上手くまとめることが出来ない・伝えることが出来ないこともありますので、子どもの話を聴きながら整理したり、一緒にどうしていけばよいのかという点を考えてあげる対応もいいでしょう。
ただし、上記にも書いたように親の気持ちや考え方を子どもに押し付けたり、誘導したりするような流れはなるべく避けておきたいですね。

しかし、決して親の気持ちや考えを伝えるなという訳ではありません!

あくまでもその点に関しては親の気持ちや考えを意見という形で伝えていけると、子ども達に押し付けるような形は避けられるでしょう。

親御さん
お母さんは〇〇だと思うわ。

と伝えてみると親御さんの意見として伝えられると思います😄

表情や態度、声のトーンなどで威圧的に感じてしまうことはありますので、その辺りも気を付けて対応していただけるとよいかと思います🌷

まとめ

環境の変化は誰しもが経験するものだということは、誰もがその環境の変化に順応していかなければいけないとも言えるでしょう。
環境の変化に順応することに対してそう気をつけなくとも難なくこなせる子もいます。
しかし、近年は環境の変化を敏感に察知してしまい、順応するまでに時間を要する子の方が増えているようにも感じます。

心配や不安などネガティブな感情で子ども達を見ていると、焦ってしまうことも多いものです。
焦りが出ると親御さんも冷静に対応することが難しくなり、自分の考えや感情を抑えきれずに子どもにぶつけてしまうということも起こってしまいます。

親御さんが子どもを想うその気持ちは愛情から来るものですので、子どもに伝えてもよいかと思います。
しかし、伝え方によっては子どもに親の考え方を押し付けてしまうことにも繋がりますので、伝えるタイミングや言い方などは気を付けていきたいですね👍

子どもがどうしたいのか分からないと言うのであれば、親御さんが一緒に考えてあげることも大事になってくるでしょう。
その際はあくまでも親は子どもの良き相談者となり、子どもの意見の整理の手伝いや、解決策を一緒に考えてあげるというサポート役に徹していたいただきたいですね😊

親御さん
うちの子は新しい環境にも耐えられるのだろうか?
親御さん
新しい小学校(中学校)生活は大丈夫かしら?

などと思うお気持ちは分かりますが、“うちの子なら大丈夫!”子どもの力を信じて見守ってあげることも親の務めではないかと思います。

それでは、また次回のブログ記事にてお会いしましょう🍀