病院の待合室で待っていると、看護師さんが中学生ぐらいの男子に対して「今日はどうされました?」と状況を聞いています。
しかし、男の子が反応する間もなく側にいたお母さんが

親御さん
熱はないんですけど、のどが痛いみたいです。

と答えていました。

この状況、割と病院で見る光景なんですよね・・・💦

目次

みなさん、こんにちは。スージー先生です🌷

私も3歳になる娘がいますので、鼻水が出てきた、風邪っぽいななどで病院に通うことがありました。

子どもが小さい頃は病院ばかり行くと聞いていましたが、本当に多くて世の親御さんたちは大変だなぁと身にしみて感じています😂

夕方に病院に行ったこともあり、幼児だけでなく学校帰りの学生さんもたくさんいました。

中には待合室で宿題をしているお子さんもいて、「偉いな~✨」なんて思って親戚のおばちゃんのように温かく見守っていました。

職業柄どうしても親子間の関りは気になってしまうもので、「今のは過干渉だな・・・」や「この親御さん、子どものことを信じて対応されているな~」なんて思うこともあります。

受診には親の同席が求められる

ひと昔前では、そう多くはないかもしれませんが子どもが1人で病院の診察を受けるということもあったのではないかと思います。

しかし、近年では様々な病院やクリニックで「中学生以下のお子さんの診察の場合は保護者も同席でお願いします。」といった張り紙を出されているところや、HP等で原則保護者同席を求められることが殆どです。

その理由としては、法律上未成年者は単独では完全な判断能力が認められていないからです。

その為、子どもが一人で病院を受診するということができないという案内になっているのでしょう。

※ただし、16歳以上で就労していて本人が保険証をお持ちであれば十分な理解判断能力があると考えられ、成人と同様に扱われる場合があるようです。

正直なところ、受診の際に検査や手術が必要であるという話が出てくることもありますし、薬の内容などによっても医師から「どうされますか?」などと聞かれることもあるので、子ども1人に任せっきりにするというのは難しいところがあります。

つまり、親御さんが判断した方がいい場面もあるということです。

子どもの反応を待たずして親が答える

上記では、子どもの受診について親御さんの同席が求められることについて述べましたが、診察室の中に親子で入ることは特に問題ないと考えます。

ただ、冒頭でご紹介した親御さんが子どもの代わりに説明してしまうという流れはよく見受けられることだと思います。この一連の流れを見ても「何が良くないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

お子さんの年齢やできることの度合いによっても求められる親御さんの対応は変わってきますが、中学生のお子さんという点を見ると親御さんがすべて対応してしまうのは考えたいところです。

きっとこの中学生男子の親御さんも、親御さんが答えた方がちゃんと伝えられるだろうという思いがあってのことだろうと推察できます。

子どもに任せる場を作る

私たちペアレンツキャンプがお子さんに対して任せる場を作る理由としては、やはりお子さんが今後成長と共に一人で診察を受ける可能性が高いと考えるからです。
子どもが大学生になってまで親御さんが一緒に診察室に入って親が説明するという流れは、少々子ども側も恥ずかしい思いをしてしまうでしょう。

もちろん、状況によっては親御さんが説明する必要がある時もありますし、医師や看護師側が親御さんに説明する時もありますので、親が診察に同行すること自体は問題だとは思いません。

しかし、子どもの成長を考えていくと自分の症状は自分が一番分かっているはずですので、自分で説明できるように育ててあげることも大事であると考えます

初めから子どもにすべてを託してしまうのも急な話ですし、子どももびっくりしてしまうでしょう。
子どもの様子や、やる気などを加味しながら、少しずつ進めていただけるとよいかと思われます。
自分の症状を伝えると一言でいっても、

相手に分かるように伝えるのはどう伝えればよいのか

相手が聞き取りやすい声量はどれぐらいだろうか

など考えなければいけません。

できないからと子どもを責めない

また、子ども側も診察室という非日常的な空間に緊張をしてしまい、思うように話せないなんてこともあるかもしれません。

親御さん側は子どもが出来なかったとしても子どもを責めてしまうのではなく、本人と次どうしていけばよいのかを一緒に考えてあげるとよいでしょう。
その際に子どもの年齢にもよりますが、子どもが初めて経験する際はより丁寧に説明してあげるとよいケースが多いです😊

親御さんの説明なくとも、これまでの親御さんの様子を見て自分で考えられる子は思い切って任せてみるのもいいですね👍

子どもから否定的な発言が出てきたら

子どもから「えー、めんどくさい!」などと否定的な発言が出てくることも想定されます。
その状況や子どもの年齢にもよりますが、お母さんから「めんどくさい気持ちもわかるけど、自分の症状だし自分で伝えてくれるとお母さんも助かるわ。」などと親御さんの気持ちを伝えて様子を見ていきたいですね。

ついつい親御さんとしては時間の効率などを考えてしまい、ご自身で子どもの症状の説明をしがちかもしれません。
その時々の状況によっては、親御さんの効率重視をせざるを得ない状況もあるかと思います。
親御さんやご家族として余裕がある場合は、少しずつで構いませんので子どもにチャレンジさせてあげる場を提供すると、子どもにとってはよい経験になるのではないでしょうか。

親元離れて初めて経験することよりも、普段から当たり前にできるようになっていれば子どもたちも物怖じしにくい状態になるのではないかと思います😊