先日11月25日(土)に関東ペアレンツキャンプ親の会が開催されました👏

みなさん、こんにちは。どんきー先生です👓

11月25日に代々木にて「第24回関東ペアレンツキャンプ親の会」を開催いたしました!

今回はそのご報告です。

「親の会」にはペアレンツキャンプの支援を受けられている方、支援を卒業されている方、支援を受けてはいないけど、不登校や家庭教育に関心のある方に集まっていただき、座談会形式で3~5名ずつほどにグループを分け、そのグループも40分に一回ほどグループチェンジしていき、各テーブルごとに情報交換や家庭のお悩みなどを親御さん同士でお話ししていただく場として年に2回ほど開催しています。

親同士だからこそ話せることがあると同時に似たような悩みを抱える親御さん同士だからこそ励まし合えたりできる場になると私たちペアレンツキャンプは考えています。

目次

親の会

会の冒頭では私(どんきー先生)から不登校を取り巻く状況や支援の状況、家庭教育を取り巻く状況などを踏まえて15分ほどお話しさせていただきました。

不登校の取り巻く環境や状況はここのところ急速に変化しています。その変化を理解しながらお子さんと向き合う必要が不登校の対応には必要となってきています。また、だからこそ家庭教育も重要性を帯びてきていると私は感じています。

そのあたりを詳しくお話しさせていただきました。

その後、みなさん各グループに分かれていただき、座談会を開始いたしました。

各グループそれぞれ自己紹介から始まり、それぞれの家庭の状況を話されていました。

支援を卒業されている方からは「うちもよー」なんて言いながら、共感してお話ししていただいていました。

支援を受けている方からは他の方の支援のお話や卒業されている方の経験、お子さんとどう向き合うか親としての姿勢などを熱心に聞いてもらっていた印象です。

支援を受けたことのない方はご自身の状況をお話しされつつ、ペアレンツキャンプの支援がどんな支援なのかを聞かれていたり、親としての心構えなどを他の方に聞かれていたように思います。

ペアレンツキャンプは「復学支援」を専門としていますが、決して「復学がすべて」ということではありません。

それぞれの親御さんや家庭の状況に合わせ家庭を支え、目指すところは子どもたちの「社会的な自立」と「家庭の自立」です。だからこそ、支援を受けられている方もそうでない方も集まっていただき、子どもの「自立」に向けてということを念頭にお話をしていただけるのだと思います。

みなさんのお手伝いもあり、会の方はスムーズに進行でき、あっという間に2時間でした!

皆さまご協力ありがとうございました!

懇親会

懇親会にも多数の方にご参加いただきました!

懇親会ではご飯を食べつつ、お酒飲める方はお酒も飲みつつ、「親の会」だけでは話足りないというところをみなさんお話しされていました!

親の会でもそうでしたが、それぞれがお子さんのためを思っていて、親として何かできないか、本当に今のままでいいのか、支援を受ける時の葛藤や支援中の葛藤、本当にみなさんお子さんのことを愛していらっしゃる親御さんばかりだなというように思いました。

みなさん子育ての先輩なので、私も2歳になる娘の話を相談させていただきました。

みなさま貴重なアドバイスありがとうございました!笑

お酒の力もあり、より盛り上がっていただいていたように思います🍺

お礼

「親の会」&「懇親会」ともにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

会が終わり、思いつめた顔をされていた方も少しスッキリしたような表情になっているように思いました。

毎回、親の会を開催するたびに思いますが、実際親同士が家庭教育や子育てを話せるような場は少ないと感じます。

あったとしても何を目的にというのも明確じゃないと参加しにくいとも思います。

実際、ある親御さんから「別の親の会に参加したことがあるけど、復学したいなんてまだそんなステージなのねと言われたことがあります」とお聞きしたことがあります。

これでは親が不登校から復学を目指してはダメなような印象を受けてしまいます。

復学がすべてでなくとも目指してはダメということはないはず。

それはその親の会が「不登校の対応は見守ることが正義だ」という目的があるからそのような話になるのだと思います。

私たちペアレンツキャンプは「子どもの社会的な自立」「家庭の自立」を果たすための一つの手法として復学があり、家庭教育も重要というコンセプトがあるので、親の会を実施しても「見守る」ことがダメという親御さんはいらっしゃらないんだなと思います。

もちろん「復学支援」をしていますので、復学後どうなったというお話がメインになるところはあります。とはいえ、参加していただいた多くの方がその家庭の状況を聴き、励ましていただいたり、受容・共感の姿勢でみなさんお話ししていただいているところを見て、私は感激した次第です!

親の会は参加していただく親御さんがいなければ、成り立ちません。

今後も年に2回は開催したいと思っています。

次回は来年の春に開催できればと思っています。

みなさんのご参加お待ちしております!

ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!