
不登校でゲームばかりの小学生へ|叱る前に知っておきたい理由と親の関わり方

こんにちは。不登校になった我が子がある日突然、物を投げたり大声で怒鳴ったり、あるいは財布からお金がなくなっていたら。
今回はスタッフの関わりエピソードをご紹介します。
中学2年のA君は、不登校になって半年が経った頃から、家で物を投げたり、母親に怒鳴りつけることが増えていきました。お母さんから相談を受けた私が最初にお伝えしたのは、「まず、A君の暴力があなたのせいではない」ということでした。お母さんは長い間、「私の育て方が悪かった」と自分を責め続けていたのです。
面談の中でA君と話すと、学校に行けない自分を「どうしようもないやつ」だと感じていて、その気持ちが爆発してしまっていると話してくれました。「親には心配をかけたくないから言えなかった」とも。
お母さんにA君の気持ちを伝え、「暴力はダメなこと」と教えながらも、まず「何がそんなにつらかったの?」とお母さんに聞いてもらうよう提案しました。最初はぶっきらぼうだったA君も、少しずつ言葉で気持ちを話せるようになっていきました。
暴力がすぐにゼロになったわけではありません。でも、お母さんが「この子は苦しんでいる」と受け取り方を変えたことで、家の中の空気が少しずつ変わっていきました。
以下のような状況が続いているなら、是非専門機関に相談してください。
専門機関は児童相談所、教育支援センター、小児科・思春期外来、私たちのような不登校支援の相談窓口などがあります。
子どもの問題行動に向き合うのは、本当につらく疲弊する経験です。「こんな子に育てたくなかった」「もう限界」と感じることがあっても、それは当然の気持ちです。
ただ、覚えておいてください。子どもが最も信頼している人に向かって感情を爆発させるのは、その人との絆があるからです。
問題行動の裏側には、必ず「助けて欲しい」という声が隠れています。一人で解決しようとしなくて大丈夫です。私たちも一緒に考えます。