
不登校の中学3年生の進路|高校進学はできる?出席日数・内申点と高校の選び方

「不登校の子どもに、家庭でできることは何だろう?」⸺学校に行けない期間が続くと、多くの保護者の方がこの問いに向き合われます。今回は、私たちペアレンツキャンプが支援でご縁のあるご家庭で行った家族バーベキューの様子から、家庭でできる関わり方のヒントをお伝えします。
先日、不登校のお子さんの支援をしているご家庭で、家族のコミュニケーションを深めることを目的に、お庭でバーベキューを行いました。
この日は、お父さん・お母さん・お子さんに加えて、おじいちゃん・おばあちゃんも参加。買い出しから火起こし、野菜の下ごしらえまで、すべてを「みんなで」準備するところからのスタートです。
夕方の風が心地よい中、焼きたてのとうもろこしを頬張ったり、おばあちゃんが笑顔でピースサインをしたり。気がつけば、あっという間に5時間が経っていました。

不登校の支援というと、「どうやって学校に行かせるか」という話になりがちです。しかし私たちが大切にしているのは、その前段階⸺お子さんにとって家庭が安心できる場所、つまり「安全基地」として機能しているかどうかです。
人は、安心できる土台があってはじめて、外の世界へ一歩を踏み出すエネルギーが湧いてきます。これは大人も子どもも同じです。
火の番、食材係、飲み物係。それぞれに出番があることで、「自分もこの家族の役に立っている」という感覚を自然に持てます。不登校のお子さんは自己肯定感が下がりやすい状態にあるため、小さな役割体験の積み重ねが大きな意味を持ちます。
面と向かって「最近どうなの?」と聞かれると身構えてしまう子も、火を囲みながらの横並びの会話なら、ぽろっと本音が出ることがあります。親子の対話は、正面からではなく横から・斜めからが基本です。
おじいちゃん・おばあちゃんの存在は、親子だけでは煮詰まりがちな関係に、ふっと風を通してくれます。三世代の交流は、お子さんにとって「いろんな大人がいる」「自分は多くの人に見守られている」と感じられる貴重な機会です。

「バーベキューなんて大がかりなことは、うちには無理」と思われるかもしれません。でも、大切なのは形ではありません。
一緒に餃子を包む・カレーを作る
一緒に近所を散歩する・買い物に行く
一緒にベランダで飲み物を飲む



「家族で同じ時間を共有し、同じ体験をする」こと自体に意味があります。この日、笑い声の絶えない5時間を過ごされたご家族の姿を見て、改めてそのことを実感しました。