GW明けに「学校に行きたくない」と言われたら?②

前回のコラムでは4月の頑張りが限界に達しているというお話をしました。学校に行きたくないと言われた時、親はどう対処すればよいのでしょう。

親御さんの「接し方」でまず大切なこと

「どう声をかければいいのかわからない」という声をよく聴きます。正解は一つではありませんが、私がカウンセリングの現場でいつもお伝えしている3つの接し方をご紹介します。

①理由を「聞く」けれど「問い詰め」ない

「なんで行けないの?」ではなく、「最近、何か気になることある?」のように優しく声をかけましょう。お子さん自身も「なぜいけないのか」わからないことが多いです。理由を無理に引き出そうとすると、かえって心を閉じさせてしまうことも。まずは「話してくれてありがとう」という姿勢が一番大切です。

②「学校に戻ること」だけが政界ではないと知る

「早く学校に行かせなければ」という焦りは、親御さんにとって当然の気持ちです。でも今この時期は、まずお子さんの心と体をしっかり休ませることが先決。学校以外の選択肢(フリースクール、家庭学習、オンライン学習など)もあることを頭の片隅に入れておくと、少し気持ちが楽になります。

③「今の気持ちを確認する」ことを続ける

「学校に戻りたい気持ちはある?」「何があったら行きやすくなると思う?」と、定期的にお子さんの気持ちを確認して見ましょう。答えが出なくてもОK。大切なのは、気持ちを聞いてもらえる場所があるという安心感を与えることです。

これだけはやめてほしいこと

「みんなは行っているのに」「このままじゃ将来どうするの」という言葉は、お子さんをさらに追い詰めてしまいます。比べることよりも、「あなたのペースでいいよ」という言葉の方が、長い目で見て回復への近道です。


次回は親御さんができる具体的なサポートのお話をします。

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「親が変われば、子は変わる」という理念のもと、不登校や母子登校に悩むご家庭の支援に従事。日々、多くの親御さんと二人三脚で、お子さんの自立と復学を目指した具体的なアドバイスを行っています。私自身、家庭教育の重要性を痛感しており、単なる解決策の提示だけでなく、親御さんの心が少しでも軽くなるようなサポートを大切にしています。一人で抱え込まず、まずは一歩、一緒に踏み出してみませんか。

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