五月雨登校の解決法

五月雨登校(さみだれとうこう)とは、完全に学校へ行くことができなかったり、部屋に引きこもってまったく出てくることがないというケースではなく、週に1日2日は学校を休むけれど、その他の日は学校へ登校している状態のことを言います。

五月雨登校のケースには大きく分けて2種類のケースがよく見受けられます。それは、特定の曜日だけ欠席するタイプなまけ心によって休んでしまうタイプです。
前者の方は体育が嫌だからなどの理由で体育の日だけ休んでしまったりするケースです。嫌な教科がない日に関しては何事もないように登校します。後者は根底に「学校へ行くこと自体が面倒臭い」という気持ちがあり、休み明けの月曜日や週半ばの水曜日や木曜日に目立って欠席します。逆に翌日から休みとなる金曜日などの出席率は高い傾向があります。
また、不登校状態のお子さんに比べて、遅刻していくことに対して抵抗の少ない子が多いのも五月雨登校の子の性格の特徴です。不登校の子であれば「遅刻するとみんなにどう思われているか気になる」「さぼっているように言われないか心配」と考えて、遅刻するくらいであれば休んでしまうことを選択します。五月雨登校の子で平気で遅刻していく子はある意味では鈍感でたくましいとも言えるのですが、反面、社会の常識や社会的な規範とずれているとも判断できます。その社会の常識とのずれが学校を自分本位な都合で自由に休んだり遅刻したりすることで助長されていくということが将来的に大きな問題として挙げられます。

両方のタイプに言えることは子ども自身が「学校は自由に休んでもいいところ」という認識を持っているという点です。五月雨登校を乗り越えるためには「学校は気軽に休んでいいところではないよ」という認識に変えてやることが第一に挙げられます。五月雨登校の状態を長く続けてしまうと、だんだん学校へ行きづらくなり完全に不登校状態になってしまうケースが見受けられるので注意が必要です。

しかし、それだけではなく「なぜ学校へ行きたくなくなるのか」という子どもの心の声をしっかりと拾い、悩みを抱えて苦しくなっている状態を理解し支えていくことも大切なことです。そこを理解していないと親や教師が無理やり行かせる対応一辺倒になり親子関係に溝が出来る可能性があるので要注意です。

子どもたちはいつか大人になり社会に羽ばたいていきます。社会では少なからずストレスがありますし耐え忍ばなければならないこともあるでしょう。その時に「今日は会議があるから休もう」とか「今日は2日連続でいったし明日は休もう」というような考え方は通りません。
社会へ出ていく前段階の学校社会で上記のような傾向が強く出てしまうと当然ながら就職を考えたときに困難な状況に陥ります。

例えば、こんなデータがあります。なんと全国の通信制高校生18万人の内、7万人が入学後1単位も取得することなく卒業できずに退学するという現実があるのです。

中学生で五月雨登校をしている子の進路として一番に挙げられるのは通信制高校です。通信制高校と言えどきちんと単位を取れれば高卒認定も得られますし、カリキュラムの自由度も高く一概に他の高校と比べてマイナスだとも言い切れません。しかし、五月雨登校の子たちが通信制高校に入学した後、上記のような流れを辿り、青年のひきこもりに繋がる例があります。

私たちペアレンツキャンプでは義務教育の学校社会で経験が積めるうちに子どもの認識を変えていくことが大切だと私たちは考えています。

五月雨登校を乗り越える手法としてペアレンツキャンプでは家族からのアプローチによる家族療法と、「そういうことで休んではだめだよ」と現実原則を伝える立場での専門のカウンセラーによる教育コーチングを中心に支援をしています。
親御さんには朝起きなどのフォローの方法などを具体的にアドバイスをし、家の中でも最低限の規律を守れる親子の信頼関係を構築します。
また、訪問カウンセラーによる心理的なフォローを導入することで子どものやる気を引き出し、支えていきます。

ペアレンツキャンプでは個々のケースを分析して、あなたの家庭にあう、あなたのお子さんのための手法を親御さんと一緒に考えていきます。おひとりで悩まずまずはお気軽にご相談くださいね。

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